うつ病
気分がすぐれない状態が一週間以上続いたり、だんだん憂うつになったり、不安、イライラ、眠れない、食欲がない、頭が回らない、焦りが強い、などの症状が伴う場合は単なる気分の問題、いわゆる「気の持ちよう」ではなく、うつ病の可能性があります。
不眠症
不眠症とは睡眠時間の長さではなく、目覚めた際のだるさや眠気、日常生活の中で支障をきたしてしまう程の症状になった状態を指します。そのため睡眠時間が短くても平気な方もいます。
パニック障害
パニック障害は、突然何のきっかけもなく心臓がドキドキしたり、息苦しくなったり、めまいなどの発作が起きる精神疾患で、本人は恐怖心に襲われいわゆるパニック状態に陥ります。
社交不安障害
人からどのように見られているのかを必要以上に意識してしまう病気で、不安や緊張の度合いが大きく、紅潮や発汗、動悸、ふるえ、腹痛などの症状が現れる場合もあります。
強迫性障害
強迫性障害とは不快な考えが頭に何度も浮かぶため、その不安を振り払う目的から同じ行動を繰り返してしまう病気です。
自律神経失調症
自律神経失調症とは、ストレスや生活習慣などが原因となって、自律神経のバランスに乱れが生じて、体や精神面にいろいろな症状が現れる状態のことです。
心身症
心身症は、心の病気そのものの名前ではなく、持続したストレスが関与して体に障害が起きていると認められるときに使われる病名です。
適応障害
適応障害とは、自分のおかれた社会環境にうまく適応することができず、抑うつ気分、不安感、不登校、職場不適応、出勤拒否、対人トラブルなどの様々な症状や問題があらわれて社会生活に支障をきたす障害です。
統合失調症
幻覚や妄想という症状が特徴的な精神疾患です。それに伴って、人々と交流しながら家庭や社会で生活を営む機能が障害を受け、「感覚・思考・行動が病気のために歪んでいる」ことを自分で振り返って考えることが難しくなりやすいという特徴も併せもっています。
てんかん
てんかんには、意識を失ってけいれんするというのが一般的なイメージだと思いますが、他にも単に動作が止まるだけ、意味が汲み取れない動きや発言をする、「前兆」と表現される「意識がある発作」など様々な発作があります。
認知症
認知症とは、何らかの原因で脳の働きが悪くなるために「物事を記憶したり、判断する能力」や「時間や場所、人などを認知する能力」などが低下し、生活する上で支障をきたすようになってしまった状態のことです。
依存症
依存症には、物質(アルコール、薬物、タバコなど)への依存と、行為(セックス、ギャンブル、買い物など)への依存、人間関係への依存(恋愛依存、共依存、ストーキングなど)があります。